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癒し効果が期待できるリクライニング浴槽にリフォームしよう

浴槽をリフォームする場合、リラックスできるリクライニング浴槽を選ぶという手があります。オーソドックスな浴槽は、面積が狭く底が深いのが特徴で、座る形で浸かります。それに対してリクライニング浴槽は、面積が広い代わりに底が浅めです。そして、寝転がった状態に近い形で浸かります。具体的な浸かり方は浴槽の製品によって異なりますが、縁に頭を乗せて、足を伸ばして浸かる形が多いです。寝転がって浸かると、身体がある程度浮くので、脱力しやすくなります。

クライニング浴槽にリフォーム

また、底の深い浴槽に座った状態で入り、肩まで浸かると、水圧によって心臓に大きな負荷がかかってしまいます。その点リクライニング浴槽は、寝転がることで心臓が水面と近くなるため、負荷がかかりにくいです。身体への負担が少ない状態で、長時間リラックスしながら浸かれて、高い癒しの効果が得られるのがリクライニング浴槽の強みです。

リクライニング浴槽は、設置できるスペースさえあれば、リフォームで既存の浴槽と交換可能です。ただ、その際にはサイズをしっかり選ばなければなりません。基本的には、浸かる人の体格に合わせてサイズを選びます。体格に対して小さいサイズを選ぶと、十分に足を伸ばすことができず、リクライニング浴槽の強みである癒し効果を得るのが難しくなります。逆に大きすぎれば、身体を安定させるのが困難になり、ちょっとした動きでも頭が沈んでしまう恐れがあります。そのようなことにならないために、足を伸ばした時に、少しスペースが余るくらいのサイズを選択すると良いでしょう。

リフォームで既存の浴槽と交換可能

リクライニング浴槽には、底がフラットになっているものと、一部が盛り上がってベンチ状になっているものの2通りがあります。フラットタイプは浸かる際に邪魔をするものがなく、広々と使えます。それに対してベンチタイプは、浸かる際にベンチのところに足を乗せる形になるため、人によっては合わないかもしれません。けれど、ベンチを使用すると、寝転がる以外に座って浸かるというスタイルにできます。特に、座って半身浴をしたい人に向いています。違いを理解して、個人で異なる入浴スタイルに合わせて選ぶことが大切です。